初めての彼女4
初めての彼女、第四段。
興味ある方は、こちらもどうぞ。
~~ダイジェスト~~
彼女が死にかけて、
先生に怒られました
~~~~~~~~~~
そう。別れは突然やってきたのです。
ぼくは、体育祭で応援団の太鼓を担当していました。
まったく楽器に携わったことありませんでしたが、
親がミュージシャンというのもあり、
初心者で太鼓をやってみるという暴挙にでたのです。
好奇心旺盛万歳。
もちろん、太鼓はできないので、
ドラムができる女性に一生懸命に習う始末。
ただ、太鼓にはまってしまい、とても面白くて、
家でもバチでトンコト、ひたすら箱をたたいていましたね。
トントコ、トコトン
そんな、一生懸命に練習をして、
放課後もみんなで集まって応援団の練習をしていたんです。
そんなある日、休みの日にみんなで集まって、
応援団の練習をすることになったんですが、
なんと、彼女の誕生日と重なってしまったわけです。
ぼく「練習後に祝うから、練習行ってきていい?」
彼女「だめ。私のために時間つくって」
ぼく「太鼓がいないと練習にならないでしょ?」
彼女「私の誕生日は大事じゃないっていうの?」
こういう感じでした。
それで、ぼくは太鼓に責任感を感じていたので、
太鼓を優先したわけです。
そして、太鼓後に連絡を取っても、
彼女は、ぷんぷんだったわけですよ。
そこから、気まずくなって、
距離を置きたいと言われてしまい、
そこから、別れてしまったんですね。
べたべたに付き合ってた彼女を失ったぼくは、
喪失感で、
ぼく「一生、誰とも付き合ううもんか」
といった感じで、引きずりまくってました。
そんなさなか、たまたま、
同じ応援団の女の子で一緒に帰る友達がいたんです。
仲はよかったものの、
ぼくも彼女と別れたばっかで異性としてまったくみていませんでした。
たまたま、帰り道に公園で二人で話していたんです。
なんかペンギンみたいですね(笑)
そう、二人で公園で話していたら、
ちょっといい雰囲気になって沈黙になったわけです。
女の子「・・・・」
ぼく「・・・・」
女の子「ねぇ」
ぼく「なに?」
女の子「・・・私に言わせるの?」
という、衝撃的なひとことをぼくに言うわけです。
そしたら、男として言うしかないですよね。
ぼく「え?付き合ってください」
女の子「え?いいの?うん。よろしくお願いします。」
という感じに告白させられてしまったんです。
そして、もうひとつ衝撃だったのが、
女の子「あのね、知ってると思うんだけど」
ぼく「なーに?」
女の子「私のお父さん、あなたの担任でしょ?」
ぼくの心の声:え!!!!知らんがな
確かに、おんなじ苗字でした。
次の日、ぼくが担任の先生をみたときに、
思ったのは、
お父さんかぁ~
でしたね。
ここから、またいろんなことがありましたが、
また次回。
どうしよう!どうしようどうしよう!
彼女とわかれて、新しい彼女ができちゃった
一体どんなつもりであんな事を…
ぼくの初めての失恋だったのに
どうしてあんなに涼しい顔していられるわけ?
もう、顔も見たくないんだから
次回、初めての彼女『告白後後遺症「あいつの気持ちがワカラナイ」』
次回もお楽しみに。
そんな今日は、こんな曲を聴きながら。
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