初めての彼女
こんなウブでシャイなぼくの初彼女のはなし。
え、彼女なんていたの?だって?
意外と優しいところもあるんですよ。
高校2年生のころに友達の紹介で初めての彼女ができたわけです。
当時は、彼女が欲しい=エロいことしたい、の一心でした。
ぼくの高校時代は、サル真っ盛りでしたね。
そして、付き合ってみたはいいものの、どうしていいかわからないわけですよ。
できた彼女を、親に紹介するのも恥ずかしいじゃないですか?
付き合ってることを話すのも、ぼくは、男的なプライドと反抗期があって、
だれにも話さないおこちゃまだしね。
だから、やってやりました。秘密交際。
よくやってたのは、親が寝静まったころに、
彼女の家の近くに自転車で迎えに行くという荒行時です。
しかも毎日。
青春、ふー↑↑↑
だいたい、近くのレンタルショップに立ち寄って、
音楽や映画を借りて夜な夜な一緒にいることが多かったですね。
ただ、そんな平穏な毎日も続かないのがぼくです。
付き合ってることが、彼女の親にばれまして、
連れて来いと言われるわけです。
もう、ぼくは、おしっこちびりそうでした。
なぜって、お父さん、ヤクザでした。
もう人生終わりました。短い人生でした。
そして、彼女に
「そんなん言うなよーーーーー」
とキレまくりたいところですが、小心者のぼくは、
そんなことも言えないので、 心の中にとどめておきました。
もう、心の中は誹謗中傷の嵐ですよ。
かっこわるいですね。
そして、いい格好していなかければ!と、当時の高校の制服を着て、
ネクタイ締めて向かいました。
そして、彼女の家に着いたら、なんと
瓦屋根のめっちゃでっかい家。
思わず飛び跳ねました。
もう死にたいと思って、扉の向こうのお父さんに会いに行くのでした。
つづく
そんな今日は、こんな曲を聴きながら